クリスマスには早すぎる
まだ残暑。なので冬のテーマソング的なものは季節感がと言われれば確かにそうではあるけど名曲であれば、自身の心に残る作品であればいつ聴いても心地よい。でも今8月を経たばかりの9月にワム!はどうかな。ラークリスマースアゲバマハー♪でしょ?笑っちゃう。イイ曲なんだけど。
山下達郎のクリスマスイヴ、マライヤキャリーの恋人たちのクリスマス、あとは何だ。稲垣潤一のクリスマスキャロル、映画戦場のメリークリスマス。ああそうだ、ポーグスだよな。冬に聴きたくなるアレ。
もう何年前、15年くらい前か。来日ライヴのチケットを誕生日プレゼントだと渡してくれた同志と渋谷に観に行ったんだよな。あの時はシェインもフィリップシェヴロンも生きていた。好きだった人が永眠する度にショックもあり、あぁそんな年齢だよなと冷静である自分が居る。ポーグスの「ニューヨークの夢」が年末の寒い時期のラヴソング定番になっていると思うが夏に聴かないなんてウソだ。大汗かいてくたびれた身体に飲酒のお供で極上の仕上がり。初恋を想い出す。
エロテロリスト
Kiss Tomorrow Goodbye
イメージ
ギャップに惹かれて恋に落ちる事もあるじゃないですか。必ずしもでもなく人それぞれですけど。パっと見強面の人が街中で子犬を見つけてはニンマリしたり、なんなら頭ナデナデ愛撫したり。そんなワンシーン見掛けたらほっこりします。まぁこのシチュエーションは判りやすいパターン。外見あって、なので。
じゃあ内面はどうだ。知り合った人と会話を交わす過程、調和が合うと思い深い関係に差し掛かる前後辺りでマズイなと感じたことは無いでしょうか。大抵立場的なマウントを取りに来る。あれなんなんでしょうね、表向き優しく接してくれるけど金銭面で迷惑を掛けてくる、みたいな。カードを家に置いてきてしまいお金下せないから貸して、とか。
金の切れ目が縁の切れ目とはよくいったもので自身も20代の頃いい勉強を体験しました。あの頃で60万くらいの資産を持っていかれ、今だと相場も変動し倍以上。それ以降、他人にお金を貸すことは一切止めました。まぁ「貸してくれ」と名乗り出る周りは誰も居ないんですけど。もし来られたら一応どうしてそうなったかの経緯は聞くつもり。で、赤提灯に連れていきたらふく飲み食わせて奢ってあげる。基本成人すると人に貸した物って返ってこないものが多い。特に本。「これ絶対好きだから読んでー」と貸して貰ったの読むには読むが学校のように毎日顔を合わせる訳でなく、返すタイミングが合う約束しないと決まらないから正直どーでもよくなるんですよね。
ということで泉谷しげる。おそらくですよ、世間的には春夏秋冬なフォークのイメージが強いんですけどロックしているんです。「電光石火に銀の靴」は映画『狂い咲きサンダーロード』のオープニング曲に起用されたパンクス達にも馴染みのある曲。ジャケット秀逸。
白雪姫の毒林檎
Kiss Tomorrow Goodbye
明日の別れに口づけを
なんて秀逸なタイトルだ。映画「明日に別れの接吻を」が訳としては正しいのかは分からないが「明日の別れに口づけを」が十数年前まではポピュラーだった筈。
kissについて考えてみる。愛情表現、スキンシップ、あとは何だ。乱暴に言ってしまえば仲を取り持つ確認作業とも。
このブログの標題「kiss tomorrow goodbye」は特別そのような思いがある訳ではなくて、単にイントネーションが良くてドラマチックでもあるなとそんな理由で付けた。
勿論キッカケとなる素材はあってイギリスのすこぶるクールなバンド、THE FLAMING STARSの影響で。
こちら1STアルバム。1996年発表。UKロックやここ日本においてもインディーズシーンが大いに盛り上がっていた時代。そう、OASISがメガヒットしてたあの頃、水面下ではクールにキメるバンドも多数存在した。フレーミングスターズはその代表格。この佇まいはどうだ、右から2番目に移るグリーンのカスリ柄ジャケットを着飾るのがボーカル&キーボードのマックス・デシャーン氏。佇まいパーフェクト。映画「レザボアドッグス」を思わせる。
このアルバムSIDE ONE 7曲目からブログタイトルを拝借。がしかし、その前の6曲目が飛びぬけて良いのでこちらをチョイス。
和田アキ子はキス泥棒
Kiss Tomorrow Goodbye
なにかはじまる
よくわからないけどそんなことを感じる事がある。突発的に。なにか刺激的なものが欲しくてそういう考えに気持ちを寄せているのかもしれない。結局動かなければなにも始まらないのでそのなにかを定めるのか、もしくは見切り発車で飛び出す。良し悪しは別としてなにもしないよりは満たされる。
退屈を持て余し外に出てみる。ふらっと二駅分散歩。12時の日差しは中々に厳しく日陰を選んで進む。見慣れた景色も良いがたまには遠回りして知らない場所を眺めてみよう。そんな些細な事がとても心地よい。
いつもとおなじはつまらない。でも常になにかあると面倒。両方交互にあるくらいが丁度いい。バランスって大事だなとおもう今日この頃、食事もそうだし人間関係なんて本当にそう思う。でもそもそもバランスとは、と考える。対人で言えば距離感か。
独りで居る時はとてつもなくだらしがない。今日は仕事休みで昼間から飲酒しながらレコードを聴きフリーペーパーの原稿を書いていた。RUDIを聴きながら。
なにかはじまる。そんなサウンド。1978年アイルランドは燃えていた。
今が大事
Kiss Tomorrow Goodbye
エクストラバージン
スラング的な意味合いでも使われる言葉バージン。90年代半ばごろにブレイクした女優内田有紀はデビュー直後暫く経った全盛期にCMで自身がバージンであると発言していた。キャッチコピー的な感じで言わされてたんだと思うけど。
今年になって何となく仕事の日一番の楽しみであったお昼時の外食を止めて弁当を持参するようになった。以前から外食に対するストレスがあり美味しい物を食べたいけれど時間帯によっては並ばなければならないというのが1つ。もう一つはついついご飯お替り自由のお店に入って食べ過ぎてしまうということ。後者に至っては暴走しなければイイだけではあるが目の前にデリシャスなオカズが並ぶとそうにはいきません。
ともあれ弁当持参のお陰で休日はオカズを用意する時間を設けるようになり、キッチンドランカーになっているのですが難しいレシピはスルーで簡単なのを。調味料が多いのと時間が掛かる料理、例えばこの汁に何時間漬けて~とかは気が変わりそうで無理。
料理に興味を持つと日に日に我が家の調味料や耐熱器が必然と増えてきて、もう少し大きめのキッチンの所に引っ越したいなと欲が出てくる。ごく一般的な一人暮らし用に設計されたマンション住まいだから台所狭いんです。
で、標題のハナシか。オリーブオイルが健康に良いって言うでしょう。健康な体を維持しながら飲酒して食べるおつまみは何だ?と考えた結果、昨年までのキャベツざく切りごま油と塩昆布和えから山芋+胡瓜+タコのオリーブオイル&白だし和えにシフトし何となく超健康体でアルコールを摂取していると言い聞かせています。もちろんエクストラバージン産で。
LORDS OF THE NEW CHURCH / LIKE A VIRGIN 7"
マドンナの名曲を弄んだかのような素晴らしいカヴァー作品。
お股おっぴろげている人は唄い手DEAD BOYSのステイーヴ・ベイダー。
純潔
Kiss Tomorrow Goodbye
訊いてくれるな
20年近く接客業に携わりつつ現場では裏方に回り早10年近く。対人恐怖症では無いけれど人手が足りなかったりでたまに店頭に立つ時は過度のプレッシャーを感じてしまう。上手く接客をこなせるのか?というのもあるけれど裏作業が滞らないために最短で、かつ周りのスタッフに配慮しながら落しどころを付けれるかに全力投球。
問い合わせや質問は都度労力を感じる。大抵自身が即答出来ない事柄だから。調べればいいし調べるのも仕事の一環。調べることは嫌いでは無くて寧ろ好きな方だ。でも面と向かうと急がされている感じがして、特にメール問い合わせだと書きたい放題だから対応に困ることもしばしば。半日無駄にしたこともあった。
なんだろう。怒ってはいないがたまには世の不条理や思考のズレにコッソリ怒ってみてもいいんじゃないか。と思った。
それは違うでしょ、自身の考えはこうだ、って。発信しなくてもそんな場面に直面したら避けて通る心構えの有無で少し暮らし方が変わるよな。
THE KAISERS / BEAT SESSION NO.1 7”
大英帝国1990’s産ビートバンドの2ndシングル。秀逸なジャケットデザインの1stアルバムにも収録されている名曲Don't Ask Meの最初期ヴァージョンを収録。レコードを買い始めた20歳の頃に最も衝撃を受けた曲で今聴き直しても勝手なストーリーを構想できるんです。
また明日に持ち越しです
Kiss Tomorrow Goodbye