kisstomorrowgoodbyeの日記

お酒とレコード

楽に止める術

9月20日からスタートした禁酒生活も気づけば最初の峠を越えた。多少の離脱症状に苦しみながらもこの一週間は早く感じられた。先に記した通りベッドに入って暫くすると全身に発作的に起こる痒み、これが一番辛い。まさかダニとかじゃないよなと思いながら布団乾燥機を2時間掛けてみたりしたが、やはり肝臓を故障したヒトがお酒を断つと出る症状らしい。アルコールが入らなくなったため毒素を外に出す働きが始まり、その毒素が血管を通って皮膚へなんちゃらと。短期間で色々覚えたもんだ。

 

あとは引き続き眠れる時間が遅すぎる。午前2時ごろからあくびを始め3時前にはベッドに入るも例の痒みで目が覚め結局眠りに落ちるのが5時前。それでも正味3時間は睡眠が保たれているので調子は良く禁酒中特有のダルさが無い。

 

この5年のあいだ5日以上お酒を飲まなかった、つまり禁酒に挑戦したのが恐らく10回はあるだろう。今回は今までで3番目位に楽だ。楽とはお酒の欲求が遠のいている状態を指す。明らかに不健康の診断結果が出たため止めるしかないと半ば諦めがついたようで、これまで止める止めないでストレスを溜めていた気持ちが楽になった。一番楽だったのは3年前の25日間、その時は友人宅に招待されそこでビール3本飲酒してしまい再び沼へ堕ちたのだけれど。

 

なぜ楽だったかというと明確な目標があったからだと思う。その時は仕事の新店舗オープンの立ち上げ責任者として周りを束ねるのと目まぐるしい作業量に、これ酒飲んでたらきっと失敗するなと恐ろしさみたいなものを覚えスパっと止めた。

 

酒を飲まない代わりにどうしたか、自宅で筋トレを始めた。いきなり追い込むとすぐ止めてしまうから3日坊主にならないようプランクと腹筋だけだったような。風呂上りは酒の代わりに酢入りプロテインを飲みながらレコードをとっかえひっかえ聴く内に睡魔がやってきて午前1時前には眠りについていた。

 

今回も同様筋トレに酒代わりのノンアルコール。ドライゼロにはまってしまい仕事上がりは飲酒欲求よりもドライゼロ飲みたい欲が凄い。ノンアルコールでもビールを連想させるからやめるべき、みたいな記事も目にするがそれは人それぞれ。私的にこれはこれでアリだと思っている。アルコール入りのビール飲みたいなって思わないし。寧ろこっちの方が美味いし酔わないから安心安全。でも少し酔ったような気分になれる。何の成分なのか調べて白けてしまうかもしれないので深堀はやめておく。

 

口が寂しいのかこれまで毎日飲んでいた飲酒量と同程度の炭酸水も飲んでいて、毎晩2リットル。それにドライゼロ1本だからデトックス効果凄いんじゃないかと健康になった気でいる。しかしだ、明日病院でこの体診てもらい仮に入院やら手術やらの話になっても自暴自棄にならないようには気を付けたい。

 

目標はとりあえず3ヵ月飲まない。弱った肝臓を考えると必ず成し遂げねばならない最低ライン。これから再飲酒するとしても家で飲まないとか、外飲みだけokでも週2以上はダメとかルールを決めて向き合うつもり。一生断酒も選択の一つだが重いしまだ気が早い。目先の目標を超えて次の目標を立ててと繰り返す日々がストレス無くしっくりくればいつかそうなれるのかもしれない。とにかく今は冷静でいることが大切だと思うことにする。念のため逃げ道も作っておかねば。

 

今日職場のオンライン会議が始まる前上司雑談していた時、今月半ばから飲んでない話を聞かされた。あれ、なんと偶然。ひょっとして禁酒流行ってる?同じような人が居るとなんだか嬉しいようで継続する気持ちのモチベーションにもなるなぁとしみじみ。その方も中々の酒豪で恐らく一生分の酒はとっくに飲み終えている筈。よく飲まない日継続出来てるな、自分もそうだけど。

 

体の調子は以前より良いのかどうか分からない、あんま変わらない気がする。どれだけ飲んでもゴリゴリの二日酔いになることがなかったので強いんだと思う。去年胃カメラをやった時医者からそんなに飲んでるのに強いね(臓器)と言われたが今年は数値が一気に上昇。それまでのビール中心を先生に指摘されウイスキーに変えることを勧められこの一年そうしてきた結果、悪い方向に。(先生のばか!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飲みすぎたかな

Kiss Tmorrow Goodbye